BLOG

アーカイブ

なんと、静岡の山間部でサクラが咲いてしまったそうです。寒暖の差が激しくて木々もせっかちになってしまったんでしょうね。清水の空はやっと冬らしくなって、ツンとした空気で朝晩は冷え込んできました。とはいえ、静岡は年中暖かくて他県の方には申し訳ないほどの冬加減。冬用のインナーと薄手のダウンのベストがあればコート要らずで年を越してしまいます。ニット大好きな私としましては、実に残念な地域でもあります。いや、バチが当たりますね!ありがたいことです。実家で30年前のセーターが出てきて今年はこれを着たいなとわくわくしております。「物持ちがいい!」と自他ともに認める捨てれない派。そんな自慢を(何の?)するカテゴリー、アーカイブを作ってみました。そして、10年経っても色あせることない挽物の器を紹介していこうとおもっています。

ショップがまだないころ、展示会などで好評だったカフェプレートです。チェリー材で作ってあります。15年ほど前に作ったものですが肌触りよくとても気に入っています。木の節が気になって自宅用にしたのですが、それも良い感じになっています。ケーキや、パンを載せたり。キスの天ぷらなどにも合います。

一見、挽物に見えにくいですが、四角い材料を丸く削ってあります。専用の治具を使って丁寧に仕上げてあります。「作るのがたいへん!」という理由で現在、お休み中。(笑)

裏を見ていただくと、挽物らしさが伝わるでしょうか?サインも今とは違って岸本真紀の「真」です。こうやって写真で見ますとなかなか風格がありますね。自画自賛ですが。木の器は年月が経つほど風合いも良く、なじみます。器を育てるといった感じでしょうか。お手持ちでしまい込んだ木の器は今日からぜひお使いなってみてくださいね。

 

岸本挽物製作所 (kisshi&bu)

静岡市清水区入江1-16-12

0543662791 10:00~17:00

2017年11月13日 , blog, おまけ