おさんぽてん　ありがとう

2019 12 7 8

おさんぽてんうえをむいてあるこう６　無事閉幕いたしました。

「おわりだよ」と言わないと前に進めないと思った最終回。

去年の５回目が終わった瞬間から６回目の準備をはじめ長かったようで、あっという間のような、不思議な気持ちのまま数週間が経ってしまいました。２日間の余韻はまだまだ私の所に届いています。おさんぽてんの活動が派生している、と実感しています。やっぱり商店街でやってよかったと思う出来事もありました。嬉しそうに昔の話をしてくれたり、張りきってお手伝いしてくれる貸店舗のおばあちゃん。ついこの前までお店をしていたはずだったのに、閉めてしまったお店の話を聞くと、商店街がシャッター通りになったという話は他人事ではないなと思います。それでも２日間は楽しんでもらえて本当に良かった。こうして今思うと、私もずかずかとみなさんの人生に侵入してしまって、はい、終わります～って酷いよねって思ってます。ここで終わってしまって良いのだろうか。終わったけど。の自問自答でまったく疲れが取れません。(笑)

沢山の写真が届いていて、おさんぽてんのHPにもリンクしますがこちらにも置いておきます。

できればこんな風景が毎日だったらいいのに、まあ、毎日は無理だから、週一、月一、だったらいいなと思いました。難しい事のようで案外簡単な事なのかもしれないです。出店したい人はいっぱいいるんだから。

片付けをしていた時に「北海道からこっちに来たときおさんぽてんって言うのがあるんだなって知ったよ。」と声を掛けてもらいました。そのご夫妻は聞くと丁度おさんぽてんを始めたころに転勤してこられたようです。「清水はあったかいし、とてもいい所だね、そうかね、来年はやらないんだね」そんな話をしていたらまたなんか色々想いがグルグルしてしまいました。

６年やってみて、やっぱり商店街が好きだなって思います。あいさつしながら自転車で走る商店街は気分がいいです。ちゃんと自分の街って感じがします。みなさんの近くにもそんな街があるんだろうなあ。

さて、楽しい事練りなおして「いつの日か「おさんぽてん」は出直します。

それぞれのおさんぽはつづく。

それから、岸本挽物製作所も引き続きよろしくお願いいたします！