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江戸ギヤマン~明治大正のウランガラス

今日はまだご紹介していないアンティークの数々を一挙ご紹介させていただきます。

杯洗 江戸ギヤマン 200,000₊tax

経年変化で銀化しています。江戸時代のギヤマンらしい作りです。京都の行きつけの骨董屋さんから購入しました。半ば無理やり買い取ったのではないかと思います。重厚感があり淵は削られて処理されているので江戸切子の技法を同じです。舶来のクリスタルを模した手法で、その効果で銀化しているのだという事です。

希少価値が高く現代のガラス細工作家さんもうなる銘品です。

水差し フリルウォータージャグウランガラス 25000₊tax

ウランガラスで、アメリカのビンテージを思わせるような形の水差しです。口づくりがフリルになっていて数えたら20フリルありました。取っての無数の筋は滑り止めの効果もあるようで持ちやすいため、注ぐときに軽く感じました。花器としても使えそうです。

蓋つき水差し グラス1個付き ウランガラス 12000₊tax

拭きガラスでバラの模様が切子してあるのがチャームポイントの水差しです。ワインのデキャンタや冷酒などにおつかいください。もちろん麦茶やミネラルウォーターも。ご存知とは思いますが、古い物ですので耐熱かどうかはわかりません、たぶん温度変化には弱いと思いますので熱湯は避けて。

かき氷デザートグラス 5000₊tax

この時期に一段と目を引くかき氷の器。明治、大正のカフェで白のエプロン姿の女給さんの姿が目に浮かぶ懐かしい雰囲気のグラスです。映画やテレビでしか見たことないですが、紳士淑女がオシャレしてアイスクリームを食べる様子は、日本のモダニズムを感じます。

かき氷グラス 3000₊tax

今回私のイチオシです。高台が歪みが愛嬌抜群です。ウランガラスなので明治、大正のソーダガラスだと思います。大量生産になる前、職人のキャリアや性格の違いでなぜか色んなものが出来てしまったに違いない。そんなおおらかさが好きです。制作者に意図がないものにはいつも癒されてしまいます。安らぐといいますか、、(笑)

昭和ガラス 500₊taxより

コレクションの一部にアンティークとまでいかないですが、味のある昭和初期~のものを並べています。レトロガラスといった風です。身近な懐かしさ、おばあちゃんちにありそう!実家を探してみる!とみんな嬉しそうに手に取ってくれます。実は今回主宰者笠間さんのお店珈琲屋夢畫で使っていたこともあるガラスも展示即売しています。お家で使っても、案外おしゃれですよ。お手軽価格ですのでぜひお土産に。

さてさて20万円から500円まで一気にご紹介。アンチックグラスコレクションも明日までとなりました。必見。


珈琲屋 夢畫 店主笠間昌史 の長年のコレクション。選りすぐりの逸品が50数展並びます。

ウランガラスと呼ばれる明治、大正時代のものから、昭和初期の楽しいものまで。値段も20万円(!)から500円まで様々です。懐かし雰囲気を味わうもよし、知らない世代はその技術を学ぶもよし、ぜひお楽しみください。

今月のお休み 5,8,9,10、18,19,20,21,22、

8月予定はコチラ

静岡県静岡市清水区入江1-16-12
岸本挽物製作所 Kisshi&bu 10:00~17:00
電話  0543662791
メール kisshi@sf.tokai.or.jp
HP  http://kisshiandbu.chu.jp

・オンラインショップの買い物が苦手な方はお電話ください。メールでもSNSなどでもOKです。ご希望の方はソーシャルディスタンスを守りアポイント制もお請けします

2020年8月16日 , blog, popupstore